IDGsは、持続可能な開発のための変革的なスキルの重要な枠組みであり、5つのカテゴリーと23のスキルや資質で構成されています。
ここでは5つのカテゴリーをご紹介します。
5つのカテゴリー
1. Being (自分のあり方)ー自己との関係性
自身の内面(心)を耕しましょう。そして、自分自身の考え、気持ち、身体とのつながり を育て深めることで、複雑なことに直面して も、反応的にはならず、「今ここ」に存在 し、意図的でいられるようになりましょう。
⚪︎ 5つのスキル
2. Thinking (考える)ー認知スキル
認知スキルを伸ばすことは、賢く適切な 意思決定のためには欠かせません。多様 な視点を持ち、情報を評価し、世界を 相互につながり合う全体として捉えま しょう。
⚪︎ 5つのスキル
3. Relating (つながりを意識する)ー他者や世界を思いやる
となり近所の人や未来の世代、生物が生息する 空間全体など、他の存在に感謝し、思いやり、つながりを感じましょう。それは、すべての人 にとってより公正で持続可能なシステムや社会 をつくることにつながります。
⚪︎ 4つのスキル
4. Collaborating (協働する)ー社会的スキル
みんなの心配ごとを何とかするには、異な る価値観、スキル、能力を持つステーク ホルダー(関係する人たち)を受け入 れ、場をつくり、コミュニケーションを 取る能力が必要です。
⚪︎ 5つのスキル
5. Acting (行動する)ー変化を可能にする
勇気や楽観性といった資質は、真の主体 性を獲得し、古いパターンを打ち破り、独創的なアイデアを生み出し、不確実な 時代に粘り強く行動する上で役立ちま す。
⚪︎ 4つのスキル
これらのカテゴリーは相互に関連しており、全てをバランスよく高めることが重要です。
IDGsを学ぶことで
- 複雑な状況に直面した際、今この瞬間に意識を向け、意図的に、反応的にならずに対処できるようになります。
- 自分自身と他者とのより良い関係を築くことができるようになります。
- より創造的で、問題解決能力の高い人材になることができます。
- 持続可能な社会の実現に貢献することができます。