IDGsとは
IDGs (インナーデベロップメントゴールズ-内面の成長目標)は、持続可能な開発のための変革的スキルの基本的な枠組みを提供します。このスキルを育てる方法に関するツールキットもあり、これはオープンソースで、誰もが無料で使用できます。現在のIDGsの枠組みは、5つのカテゴリーと、特に重要な23のスキルを示しています。
IDGsグローバルでの取り組み
IDGsの取り組みは、共創を中心に、世界中の専門家、科学者、実践家、組織からの継続的な開発とフィードバックを受け取っています。2021年に、背景、方法、そして5つの次元と23の変革的スキルを持つ枠組みを説明する初のIDGsレポートが公表されました。
このレポートは、1000人以上の参加者からのフィードバックを基にした2つのオンライン調査の結果を示しています。私たちは23の協力組織と共にコミュニティで共創しており、これまでに「MindShift – 重要な成長」のコンファレンスを3回開催し、合計で3000人以上の積極的な参加者を集めました。
出典: Innerdevelopment Goals webサイト
IDGsの目的とは
IDGsの目的はSDGsが提唱する持続可能な開発の実現に向けて、内面からのアプローチを強化することです。つまり、社会や環境の持続可能性を追求するだけでなく、人々が内面的にも成長し、充実した人生を送ることができるようにすることを目指しています。
IDGs 5つのカテゴリー
IDGsは、
1. ビーイング(自分のあり方)
2. シンキング(考える)
3. リレーティング(つながりを意識する)
4. コラボレーティング(協働する)
5. アクティング(行動する)
の5つのカテゴリーに分けて、人間の内面成長を促す要素を整理しています。
5つのカテゴリーイメージ図
このように、IDGsはSDGsの補完的な役割を果たすとともに、持続可能な開発には個人の内面的な成長が不可欠であるという考えに基づいています。IDGsによって提供されるフレームワークやツールキットは、個人が自己の内面を深く探求し、より良い自己と社会の実現に向けて行動するための指針を提供します。
IDGs 23のターゲットスキル
21世紀型リーダーシップ開発のためのフレームワーク
このフレームワークは、21世紀における複雑な社会課題に対応できるリーダーを育成するために必要な資質を体系的に整理したものです。従来のリーダーシップモデルとは異なり、単なるスキルや知識の羅列ではなく、個人の内面的な成長と社会との関わりを両立した、より包括的なリーダー像を提示しています。
IDG Japan Human Radiance Networkについて
私たちIDGs Japan Human Radeiance Networkは、人が輝く世界を創り出すために、IDGsのフレームワークに沿って、セミナやワークショップ、イベントを実施し、人々の意識と行動に変容を起こしていくことを目的に設立したIDGs公式コミュニティー(Hub/Network)の一つです。
私たちは、世界中で展開されているIDGsの理念を基に、日本特有の文化や価値観に合わせたローカライズ、勉強会、事例研究等を行っています。グローバルなIDGs本部や他のHub/Networkと連携しながら、持続可能な社会を目指す内面的成長の重要性を広め、具体的なアクションを促進しています。
「IDG Japan Human Radiance Network」の名称には、人々が内面から輝く社会を実現したいという深い願いが込められています。個人が自らの内面を成長させ、その結果として社会全体がより良い方向に進化することを目指しています。私たちは、このコミュニティを通じて、より多くの人々が内面から輝き、それぞれが持つ無限の可能性を最大限に引き出すことで、持続可能で豊かな社会の実現に貢献できることを信じています。
多様な人々との対話やワークショップを通じて、人が輝く未来の創造に取り組んでまいります。
我々の思いに賛同し、ご一緒に活動していただける方は是非下記のアドレスまでご連絡ください。
団体概要
名称:IDG Japan Human Radiance Network
(アイ・ディー・ジー ジャパン ヒューマン ラディアンス ネットワーク)
通称:ラディアンス ネットワーク
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館5階 OWL
株式会社ケイ・シー・ブライトン
イノベーションラボ(人の輝きプロジェクト)内
代表:垣内啓江
副代表:Skip Swanson
Mail:idg.h.radiance@gmail.com